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最大・最小の五重塔


 境内にある五重塔のうち
日本最大のものは京都の
東寺。逆に最小のものは
奈良の室生寺である。

 東寺の五重塔は高さ
54.8m、室生寺は16.1m。
3倍以上に開きがある。
 
 「境内にある」とは
屋外に建つものである。室内では
元興寺、海龍王寺などの小さな
五重塔が知られている。

 さて、東寺と室生寺。
どちらの五重塔も国宝である。
大小に関わらず五重塔として
の存在感は大きい。

 東寺の五重塔は京都の
シンボル。新幹線の京都駅
から五重塔を見て、京都に
来たと実感がわく人も多い。

 世界遺産の京都の東寺。
五重塔は仏教芸術最高と
いわれる。別格の趣き。
特別拝観の印象が今も残る。

 一方、室生寺の五重塔。
女人高野といわれるだけ
あって、どこか女性的な
優美な趣がある。

 檜皮葺屋根、丹塗りの
組物が奈良の奥深い山間の
樹林に溶け込む風情は格別。
最も好きな五重塔である。

 最大の東寺、最小の室生寺
  格別の存在感に大小なし


 室生寺(奈良)



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