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風情ある参道・石畳


 参道は参詣するため
の道。一般的には山門など
結界内の通路をいう。

 参道の石畳は格式と
厳かな趣のあるものが多く
古寺の風情によく合う。

 中には、お寺本体と共に
参道の石畳が観光スポット
になっていることもある。

 高桐院(京都)の参道は
自然石の敷石道で一直線の
幽玄さが女性に人気。

 鳥獣人物戯画(国宝)で
有名な高山寺の表参道は
正方形の石敷きが17枚
連なる意匠が自然にマッチ。

 新潟・南魚沼の雲洞庵
(うんとうあん)の赤門から
本堂へ道は、法華経の一石
一字の経石が敷かれている。 

 古来「雲洞庵の土踏んだか」
と云われ、参道を踏み参詣
すると御利益があるという。

 本阿弥光悦ゆかりの光悦寺
(京都)の参道は入り口から
山門へ落ち着いた石畳が続く
観光スポットで知られる。

 芳春院(京都)の参道は
山門から一直線に長い石畳で
左右の木々が美しい。

  目と足で楽しむ
   参道・石畳の風情


 高桐院(京都)



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