四寺廻廊
四寺廻廊(しじかいろう)は
東北地方の四寺を廻る
巡礼コースである。
岩手平泉の中尊寺・
毛越寺、宮城松島の
瑞巌寺、山形の立石寺
(山寺)の四寺である。
2003年(平成15年)
6月13日、四寺が連携して
「みちのく古寺巡礼
四寺廻廊」を発足。
いずれも、9世紀に
円仁(慈覚大師)が開山し
17世紀に松尾芭蕉が訪れて
いるという共通項がある。
瑞巌寺は828年、
中尊寺・毛越寺は850年、
立石寺は860年、円仁
による開山である。
俳聖・松尾芭蕉は1689年
(元禄2年)、「奥の細道」の
旅で四寺を訪れている。
四寺のご朱印が揃うと結願の
印と記念色紙が授与される。
四寺廻廊の発足の
6月13日は円仁(慈覚大師)
が838年(承和5年)
遣唐使で出航した日。
毎年四寺の僧侶が参まり
慈覚大師報恩法要が行われる。
四寺廻廊
慈覚大師と芭蕉の縁
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中尊寺(岩手)「金色堂」新覆堂 |
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