(ゆかりの寺)
法然
法然は浄土宗の開祖。
「南無阿弥陀仏」と念仏を
唱えれば、平等に往生できる
という専修念仏の教えを説く。
京都の知恩院は浄土宗の
総本山。比叡山を下りた法然が
専修念仏の教化活動を営んだ
草庵がその起源とされる。
江戸初期、浄土宗の信仰の
篤い徳川家康が大規模な
大伽藍に整備したと云われる。
京都の金戒光明寺は黒谷町
にあり、通称「黒谷さん」と
呼ばれ親しまれている。
法然が最初に開創した
浄土宗の寺院で知られる。
知恩院とならぶ格式ある
浄土宗の大本山の1つである。
京都の清浄華院は浄土宗
七大本山の一つである。
法然により天台・密教
などの学問を学ぶ四宗兼学
の道場から浄土宗の寺となる。
東京の増上寺は浄土宗の
大本山である。浄土宗の念仏
布教の拠点として発展する。
江戸時代には徳川家の
菩提寺となり、また、関東
十八檀林の筆頭となる。
法然ゆかりの寺
開祖による専修念仏布教
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金戒光明寺(京都) |
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