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小泉八雲と月照寺


 島根県松江市にある
月照寺(げっしょうじ)は
松江藩主・松平家の墓所である。

 1664年(寛文4年)
松江藩の初代藩主・直政が
生母・月照院の霊牌を
安置するため再興したという。

 小泉八雲が好きな寺の
一つで、八雲ゆかりの寺
でも知られる。

 小泉八雲はギリシャ出身の
ラフカディオ・ハーン。
新聞記者として来日し1896年
(明治29年)に日本国籍を取得。

 八雲は出雲国の「八雲立つ」
から取ったとされる。妻セツ
と結婚。松江時代の住居は
国の史跡に指定されている。

 西洋と東洋の両方に
生きた八雲は貴重な日本文化
紹介者の一人とされる。

 怪談など日本民俗に
関する随筆、紀行文、小説
など数多くの文献が残る。

 月照寺に6代藩主・寿蔵碑・
巨大亀形の石碑がある。

 小泉八雲の「夜な夜な歩く
大亀」、石碑を背負わせて
静まったとの怪談もある。

 外国生まれの小泉八雲
  日本のお寺に溶け込み怪談も


 月照寺(島根)巨大亀形の石碑



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