(ゆかりの寺)
空海
空海(諡号:弘法大師)は
真言宗の開祖である。
日本の仏教文化に
大きな影響を与える。
唐に渡り、師・長安の
青龍寺の恵果に真言密教を
学び、高野山を拠点に
真言宗を展開する。
空海ゆかりの寺は東寺ほか、
四国八十八箇所など
全国にあるが、ポイント
となる幾つかを取り上げる。
香川の善通寺は誕生の
地とされる。父・佐伯善通
による創建。寺号は父の名
「善通」に因むという。
奈良の大安寺は僧として
出家し仏門に入るきっかけ
となった寺と云われる。
京都の神護寺は帰京を
許され住まいとした寺。
大師堂は住居跡とされる。
奈良の東大寺の戒壇院で
得度受戒。真言院(灌頂
道場)を建立する。
京都の乙訓寺は嵯峨天皇
の命により別当に就任。
「空海三大霊場」は
生誕の地の香川の善通寺、東寺、
高野山の金剛峯寺とされる。
空海ゆかりの寺
弘法大師で親しまれる
|
善通寺(香川) |
|