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茶道と大徳寺


 京都・大徳寺は1315年
(正和4年)、宗峰妙超
(大燈国師)により開創された
臨済宗大徳寺派大本山である。

 「大徳寺の茶面(づら)」
といわれるように大徳寺と
茶道との関係は深い。

 大徳寺と茶道との結びつきは
佗び茶の祖・村田珠光が一休禅師に
参禅したことに始まるという。

 珠光は大徳寺で一休禅師の
もとで修行、禅の精神的理念を
取り入れ茶を道として茶道まで
高めたとされる。

 その茶道を受け継いだのが
紹鴎、その弟子・千利休が
「茶禅一味」として大成
したと云われる。

 大徳寺の塔頭に細川忠興
により開創された高桐院がある。

 忠興は武将でありながら
千利休の門下に入り利休七哲の
一人に数えられ細川三斎と名乗り
三斎流の流祖とされる。

 高桐院の前庭に忠興が
参勤交代の際にも持ち歩いた
という、お気に入りの
「つくばい」がある。

 つくばいは茶道では心身の
塵を払うものとされる。

 千利休・茶道の大成
  大徳寺「茶禅一味」


 大徳寺・高桐院(京都)つくばい



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