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寺子屋から小学校


 横浜市の本法寺は1539年
(天文8年)、綱島に創建。のち
小机城家老の1人の鈴木丹後守が
小机村字堂之脇へ移転。

 1873年(明治6)、本法寺の
寺子屋が小机学舎となり
城郷小学校の前身となる。

 城郷小学校の出身者として
全国を回ると寺子屋が小学校
前身という例は結構多い。

 島根県松江市の洞光寺は
1470年(文明2年)、出雲守護代・
尼子経久が父・清定の菩提を
弔うために創建したという。

 松江で最初に開校の小学校・
雑賀小学校の前身が洞光寺に
置かれ小学校の発祥地である。

 卒業生に内閣総理大臣の
若槻礼次郎、国際弁護士の岸精一、
松江市長の石倉俊寛などがいる。

 東京都江東区の陽岳寺は
1870年(明治3年)、陽岳寺内に
開かれた寺子屋が明治小学校
の発祥とされる。

 奈良市鳴川町の徳融寺は
中将姫が少女時代を過ごし
継母に虐められた地で知られる。

 江戸時代末、寺子屋が
開かれ、これが奈良市立
済美小学校の前身という。

 寺子屋から小学校
  教育面からみる寺の役割


 洞光寺(島根)



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