新宿の起源と投げ込み寺
目覚ましい発展を
遂げる新宿、なかでも
新宿三丁目は様変わり。
その「新宿三丁目」
東京メトロ駅から徒歩
5分程の所に成覚寺
(じょうかくじ)がある。
歴史は元禄年代に
遡る。甲州街道は江戸
日本橋から近くても4里
離れた高井戸宿しかない。
新しい宿場町(これが
新宿の地名の由来)の
要請が起こる。
旅人は少なかったが
幕府に莫大な上納金を
納めて誘致運動。
その結果、宿場町は
誕生。しかし、実際は
色街として栄える。
旅籠の主は飯盛女
(遊女)を抱え、彼女
たちを子供と呼んでいた。
亡くなると着物を剥ぎ
ムシロにくるまれて
寺に投げ込まれたという。
成覚寺はその「投げ
込み寺」として知られる。
境内に「子供合埋碑」が
ひっそりと立つ。
新宿の起源-新たな宿
その陰に「投げ込み寺」哀話
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成覚寺(東京) |
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