会津ころり3観音
会津ころり3観音は福島県
会津地方の中田観音(弘安寺)、
立木観音(恵隆寺)、鳥追観音
(如法寺)の3観音をいう。
3観音をお参りすると
長患いせず、ころりと極楽
往生できると言われる。
「ポックリ死ぬ」と願う
信仰は全国各地にあるが
会津には「会津ころりの3三観音
めぐり」という信仰がある。
中田観音の本尊・十一面
観世音菩薩は1274年(文永11年)
長者江川常俊が娘の菩提を
弔うため鋳造したという。
立木観音の本尊は立木に
刻んだ8.5mの十一面千手
観音菩薩像である。
観音は根の付いた
一木彫では日本最大級。
その迫力に圧倒される。
観音堂は木割雄大な
和様建築である。立木観音と
共に国の重要文化財である。
鳥追観音の本尊は
聖観世音菩薩である。
行基が鳥獣害による
不作の農家に観音祈願し
鳥を追い払ったところ
豊作に恵まれたという。
会津ころり3観音
ころりと極楽往生
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立木観音(福島)観音堂 |
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