仁王門と仁王の役割
山門といえば、
仁王門も良く見かける。
一般的には門の両側に
2体一対で仁王像が
置かれている。
山門であるが
仁王を強調して仁王門と
呼ばれることも多い。
仁王は「仁王さん」
として親しまれるが
正しくは「金剛力士像」。
金剛力士は仏教の
護法善神・守護神である。
仏敵を退散させる武器・
金剛杵(こんごうしょ)を
持ち金剛力士といわれる。
寺の中に仏敵など
悪いものが入り込まない
ようにガードする役目。
2体は開口の阿形
(あぎょう)像と口を結んだ
吽形(うんぎょう)像が多い。
解釈は色々あるが
「阿吽(あうん)の呼吸」
一対で撃退モード?
怖い顔と凄みのある
形相で正に「仁王立ち」。
仁王門の仁王の役割
仁王立ちにも意味がある
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仙遊寺(愛媛) 仁王門 |
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