TOP
楼門


 楼門(ろうもん)は2階建て、
最上部に屋根を持つ門。

 1階と2階にそれぞれ
屋根を持つ門を二重門
として区別している。

 社殿以上に華麗・豪華な
ものが多く、神社の顔として
の役割を果たしている。

 日本三大楼門は鹿島神宮
(茨城)、筥崎宮(福岡)、阿蘇
神社(熊本)の楼門とされるが
阿蘇神社は修復中である。

 石清水八幡宮(京都)
の楼門は国宝である。
正面廻廊の中央にある檜皮葺
の門で正面に拝所がある。

 南宮大社(岐阜)の楼門は
重要文化財。檜皮葺。正面に
花崗岩で造られたの石輪橋
(重要文化財)がある。

 伏見稲荷大社(京都)の
楼門も重要文化財である。

 1589年(天正17年)、
豊臣秀吉が母・大政所
の病気の治癒を祈願し
再建・寄進したとされる。 

 他に重要文化財として
下加茂神社(京都)、石上
神社(奈良)、津島神社(愛知)、
根津神社(東京)などがある。

 華麗なる楼門
  国宝、重要文化財も  


 南宮大社(岐阜)・楼門



TOP