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手水舎


 手水舎(てみずしゃ、
ちょうずや)は参拝者が
身を浄めるために
手水を使う施設である。

 多くの場合、参道脇、
社殿脇などに置かれ参詣者が
手や口を漱ぎ清める。

 手水の起源は聖域を
訪れる際、周辺に流れる
河川の水や湧き水で身を
清めたことに由来するという。

 今でも伊勢神宮(三重)
の御手洗場などで見られる。

 時代が変わり、清める水
の確保が難しくなり、その
代わりとして手水舎が
造営されたといわれる。

 手水舎には龍が
よく見られる。龍の口から
水が出ている場合もある。

 龍は「水」を司る神とされ
ご神水という意味あいもある。

 調(つき)神社(埼玉)は
「月待信仰」から兎が
神使とされ手水舎には
兎の口から水が出ている。

 護王神社(京都)は
猪により難事が救われた
との伝説から「猪神社」とも
いわれ猪の手水舎がある。

 身を清める手水舎
  龍から兎、猪なども  


 調神社(埼玉)・手水舎



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