神楽殿と舞殿
神楽殿(かぐらでん)は
神楽を舞うための施設である。
楽殿、神楽堂ともいわれる。
舞殿(まいでん、ぶでん)は
舞楽を行うために舞台を
しつらえた施設である。
神楽は神事で神に奉納
するため奏される歌舞で
神社に「神楽殿」がある場合
そこで行われることが多い。
高千穂神社(宮崎)では
境内の神楽殿で高千穂神楽が
行われ、時期以外でも
「夜神楽」が楽しめる。
出雲大社(島根)の
神楽殿は大注連縄が長さ
約13m、重さ約4.5トンある。
榛名神社(群馬)の
神楽殿は唐破風造。
榛名山の南中腹にある
国の重要文化財。
舞殿は、彌彦神社(新潟)
では「まいでん」、八坂神社
(京都)は「ぶでん」と神社
により呼び方が異なる。
南宮大社(岐阜)は
高舞殿(こうぶでん)という。
鶴岡八幡宮(神奈川)の
舞殿は本宮がある石段の
下にあり下拝殿ともいわれる。
神楽殿と舞殿
神楽、舞楽の舞台施設
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高千穂神社(宮崎)・神楽殿
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