八咫烏神話
八咫烏(やたがらす)は
日本神話で神武天皇が東征
の際に高皇産霊尊により
遣わさたといわれる。
八咫烏は建角身命(たけつぬみ
のみこと)の化身とされる。
烏は三本足で諸説あるが
中国の「太陽の霊鳥」との
習合で太陽の象徴ともいう。
迷う天皇を熊野から
大和の吉野を経て橿原まで
道案内をしたといわれる。
熊野の八咫烏は良く
知られるのでここでは
大和を中心に取り上げる。
神武天皇は橿原まで
辿り着き、のち橿原で
大和朝廷を開く。橿原
神宮は神武天皇を祀る。
八咫烏神社は
奈良県宇陀市にある。
建角身命(八咫烏)を祀る。
705年(慶雲2年)、
「続日本紀」の八咫烏社を
祀るとの記述があり
これを創起としている。
「軍神」として崇敬され
南北朝時代には後醍醐
天皇の信仰篤く大いに
栄えたといわれる。
建角身命の化身
八咫烏を祀る「八咫烏神社」
|
八咫烏神社(奈良)・中門
|
|