蹴鞠と白峯神宮
白峯(しらみね)神宮は
京都市上京区にある。
境内は蹴鞠(けまり)の
宗家であった公家・飛鳥井家
の屋敷の跡地とされる。
蹴鞠は平安時代に
流行した鹿皮製の鞠を
一定の高さで蹴り続け
回数を競う競技である。
飛鳥井家の祖先である
藤原成通が1000日間、
鞠を落とさずに蹴ることを
願かけしたと伝わる。
その際に現れたという
「精大明神」を飛鳥井家
の守護神として祀る。
以来、藤原成通は蹴鞠
の達人として語り継がれ、
精大明神は蹴鞠の守護神
として崇拝される。
その精大明神は境内
東側にある地主社(じしゅ
しゃ)に祀られている。
現在ではサッカーなど
球技スポーツの守護神とされ
有名スポーツ選手などの
ボールが奉納されている。
4月14日の春季例祭と
7月7日の精大明神祭に
奉納蹴鞠が行われる。
蹴鞠と白峯神宮
蹴鞠の守護神
|
白峯神宮(京都)・蹴鞠風景 |
|