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能楽と奈良豆比古神社


 能楽は能と狂言を包含
する総称で日本の伝統
芸能の一つである。

 能舞台で能面をかぶり
囃子に合わせ謡曲をうたう。

 江戸時代までは猿楽と
呼ばれユネスコ無形文化
遺産に登録されている。

 奈良豆比古神社(奈良)は
その能楽の原典という翁舞
(おきなまい)で知られる。

 奈良豆比古神社(奈良)は
奈良市の北端、平城山
の東の端に位置する。

 翁舞は春日王の病気
平癒を願い息子の浄人王が
舞ったの起源といわれる。

 翁舞は能楽と同様に千歳、
翁、三番叟の構成である。

 千歳の舞の後に、一人
の翁の舞があり、その後、
翁の両側に脇の翁が並ぶ
三人翁の舞が特徴である。

 あくまでも神事として毎年
10月8日、宵宮祭りに奉納される。

 2000年(平成12年)、
民間に伝わる芸能史的な
貴重な存在として国の無形
民俗文化財に指定される。

 能楽と奈良豆比古神社
  能楽の原典という翁舞  


 奈良豆比古神社(奈良)・本殿



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