湯島天満宮は東京都
文京区にある。学問の神
として信仰され、受験生
の人気スポットである。

　湯島境内は広重の
「江戸百景」の画題とされ
境内とその界隈は江戸町人
の憩いの場としても繁盛。

　また、江戸時代より
「梅の名所」で知られ
多くの文人、学者が訪れ、
庶民にも親しまれる。

　文豪・泉鏡花はここを
舞台に、小説「婦系図
（おんなけいず）」を著す。

　その原作を元に次々に
映画化、演劇化される。

　映画「婦系図 湯島の
白梅」は山本富士子が
主演で好評を博す。

　その後、山本主演で
テレビドラマ化や舞台化。

　歌謡曲は「湯島通れば
想い出す　お蔦　主税の
心意気 知るや白梅」の歌詞が
口ずさまれる程大ヒット。

　泉鏡花の「婦系図」、
「湯島の白梅」により
湯島天満宮はその舞台
としても一躍有名となる。

　泉鏡花と湯島天満宮
　　「湯島の白梅」の舞台　　

湯島天満宮（東京）・境内の白梅