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神楽と高千穂神社


 神楽(かぐら)は神道の
神事において神に奉納する
ため奏される歌舞である。

 「かぐら」は神の宿る
ところ「神座(かむくら)」
から転じたといわれる。

 岩戸隠れの神話で
天照大御神が天岩戸に
隠れた際、天鈿女命が
舞ったのが起源とされる。

 神楽は宮中の御神楽
(みかぐら)と民間の里神楽
(さとかぐら)に分けられる。

 里神楽は出雲流神楽、
伊勢流神楽など地方色がある。

 祈祷や奉納では巫女が
鈴、扇、笹、榊、幣など
依り代を持って舞う「巫女
神楽」が一般的である。

 高千穂神社(宮崎)は
天孫降臨の地「高千穂」
にある高千穂八十八社
の総社である。

 11月22-23日には
高千穂夜神楽まつり
(重要無形民俗文化財)が
夜を徹して33番奉納される。

 うち4番(手力雄、鈿女、
戸取、御神体)の実演が
神楽殿で公開されている。

 神楽と高千穂神社
  高千穂夜神楽まつり  


 高千穂神社(宮崎)・高千穂神楽



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