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初詣


 初詣(はつもうで)は
今や国民の新年の行事
としてすっかり定着している。

 明治神宮(東京)は、毎年
全国で初詣客数トップ。関西では
住吉大社(大阪)が賑わう。

 一説には、1181年(治承5年)、
源頼朝の鶴岡若宮への参詣が
初詣が広まった契機ともいう。

 正月の縁起物として
破魔矢(はまや)や熊手がある。

 破魔矢は悪を打ち砕き
文字通り魔を破る。熊手は
福をかき集めるものとされる。

 破魔矢は江戸時代に
正月の縁起物となり、男の子
の成長を祈念して弓矢を贈る
風習が生まれたともいう。

 一方、熊手は農具として
かき集める道具である。転じて
「幸運・金運」をかき集める
縁起物になったといわれる。

 変わった縁起物として
神田明神(東京)のお守り、
パソコンを守る「IT情報
安全守護」がある。

 周辺が電気街・ビジネス街
にあり、インターネットの普及
によるパソコンや携帯電話から
ウイルスの侵入を守るという。

 初詣の縁起物
  歴史的由縁と時代対応  


 神田明神(東京)・鳥居



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