八幡信仰
八幡信仰は八幡神に
対する信仰である。
八幡神は誉田別命
(ほんだわけのみこと)
とも呼ばれ応神天皇と
同一とされる。
応神天皇を主神とし
比売神、応神天皇の母・
神功皇后を合わせ「八幡
三神」として祀ることが多い。
「幡(はた)」は神が寄り
つく「依り代」の旗である。
神功皇后が8つの旗を祀り
三韓征伐に勝利したという。
清和源氏、桓武平氏
など武家から「武運の神」
として崇敬される。
源頼朝が鎌倉幕府を
開き、八幡神を迎えて
鶴岡八幡宮(神奈川)を
創始したといわれる。
神仏習合時代は
「八幡大菩薩」と称される。
宇佐神宮(大分)は
全国の44,000社程の
八幡宮の総本社である。
宇佐神宮、石清水八幡宮
(京都)、筥崎宮(福岡)又は
鶴岡八幡宮(神奈川)の3社は
三大八幡宮とされる。
八幡神の八幡信仰
武家崇拝の「武運の神」
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石清水八幡宮(京都)・南総門 |
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