立山権現と立山信仰
立山は富士山、白山と
共に「日本三霊山」とされる。
かっては「立山権現」と
呼ばれ、立山信仰の
源となっている。
雄山(おやま)神社は
富山県中新川郡にある。
霊峰「立山」を神体とし
立山の神として伊邪那岐神
と天手力雄神の2神を祀る。
峰(みね)本社、中宮
祈願殿、前立社壇(まえだて
しゃだん)の3社からなる。
3社は三位一体で
峰本社は冬期の参拝が
不可能なため山麓の前立
社壇で年中の祭礼を行う。
立山連峰の立山町
芦峅(くら)寺から岩峅寺に
かけた一帯が社域とされる。
「峅」は「神の降り立つ
場所」の意味という。
前立社壇は立山信仰
の拠点であり、この地より
立山開山の伝説が
始まったといわれる。
本殿を挟み両脇に鳥居
と神門がある。本殿は
北陸最大とされる。
立山信仰の雄山神社
峰本社、中宮祈願殿、前立社壇
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雄山神社・前立社壇(富山)・拝殿 |
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