恵比寿信仰
恵比寿信仰は恵比寿神
に対する信仰である。
恵比寿は蛭子、夷、戎、
恵美須などとも表記され
「えべっさん」とも呼ばれる。
七福神として日本古来
の唯一の「福の神」とされる。
恵比寿神は蛭子命(ひるこ
のみこと)と事代主神(ことしろ
ぬしかみ)を指す場合が多い。
恵比寿信仰は蛭子命を
祀る西宮神社(兵庫)により
広められ、のち、事代主神と
結びつけられたといわれる。
蛭子命は記紀神話で
3歳でも足が立たず海に
流され漂着地の代表が
西宮神社とされている。
事代主神の代表格は
今宮戎神社(大阪)である。
記紀神話の国譲りで
釣りをしていた事代主神と
結びつき、釣竿に鯛の姿
の原形ともされる。
布施戎神社(大阪)の
境内には大きな鋳造の
えびす像がある。
1月10日とその前後は
例祭「10日戎」で賑わう。
日本古来の恵比寿
蛭子命と事代主神
|
布施戎神社(大阪)・えびす像 |
|