壮大な森造り「明治神宮」
明治神宮(東京)は
1920年(大正9年)、明治
天皇、昭憲皇太后を
祭神として創建。
初詣客は全国1位。
境内が約70万㎡と広大な
「神宮の森」で知られる。
江戸初期には肥後藩
藩主・加藤家の別邸。
(加藤清正が掘ったという
清正井はパワースポット)
1640年(寛永17年)より
彦根藩藩主・井伊家の
下屋敷。1874年(明治7年)、
政府の南豊島御料地となる。
御料地は元々は森が
ない荒地であり、神社
設営のため人工林による
壮大な森造りが始まる。
多様な樹種を多層に植栽。
手入れや施肥なしで「森を
造る」という生態学の植生
遷移の概念を取り入れる。
100年の大実験とも
いわれる構想である。
全国より献木が植樹
され、全国青年団の勤労
奉仕により造苑整備。
その後、動植物2840種
という調査結果もある。
壮大な森造り「明治神宮」
人工林「緑地構想」
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明治神宮(東京)・神橋より |
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