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地名「山梨」と山梨岡神社


 山梨岡神社は
山梨県笛吹市にある。

 甲府盆地の北縁、
笛吹川支流の平等川右岸、
御室山(みむろやま)
の東麓にある。

 崇神天皇の時代、
疫病が流行し憂いた天皇が
勅命により御室山中腹に
創祀したといわれる。

 成務天皇の時代、
郡境を定めるにあたり
山麓の「梨の木」数株を
伐採して遷座。

 鎮座地を「甲斐嶺
(かいがね)山梨岡」と
名付けたといわれる。

 また、社名を「山梨岡
神社」と号したという。

 地名「山梨」の由来は
諸説あるが、この伝承に
よれば、郡名(現在の県名)
の発祥の神社である。

 現在も境内には
郡境の示石であった
と伝える「郡石(こおり
いし)」がある。

 御室山の笈形焼は
笈を模した一辺400mあり
日本一の規模といわれる。

 地名「山梨」と山梨岡神社
  「梨の木」と「郡石」伝承 


 山梨岡神社(山梨)・拝殿



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