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神田祭の繁栄


 神田明神は東京・神田
にある。正式名は神田神社
であるが、神田明神の
通称名で親しまれている。

 例祭「神田祭」は山王祭、
深川祭と並んで江戸三大祭り。
祇園祭(京都)、天神祭(大阪)
と共に日本の三大祭りとされる。

 社伝によると、730年
(天平2年)、出雲系の氏族
の真神田臣が武蔵国豊島郡
芝崎村に創建したと伝わる。

 徳川家康が関ヶ原の
戦いの折り祈願。9月15日
(旧暦)、神田祭の日に勝利。

 以後、家康が特に崇敬
する神社となり、神田祭は
縁起の良い礼祭として
繁栄の契機となる。

 家康は社殿、神輿・
祭器を寄進。江戸総鎮守
として将軍から庶民まで
尊崇される。

 神田祭は山車(だし)が
主流であったが関東大震災
や戦災で全て焼失。山車
から神輿に代わり復活。

 神田、日本橋、秋葉原
などを神輿が巡行する
「神幸祭」。100基の氏子町
神輿の「神輿宮入」で賑わう。

 家康から神田祭の繁栄
  山車から神輿の変遷も  


 神田明神(東京)・鳳輦神輿奉安庫



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