源九郎伝説
源九郎稲荷神社(奈良)は
童謡「やまとの源九郎さん」や
歌舞伎「義経千本桜」で知られる。
「源九郎」は源義経が
白狐の忠義に感服し
自分の名を与えたという
「忠臣狐伝説」に由来する。
創建は僧・宝譽が源九郎
狐の夢告を受け、豊臣秀長に
進言したという伝説がある。
源九郎狐の力で大蛇を
退治。その尾から発見の
宝剣を石上神宮へ奉納
という「妖刀子狐丸伝説」。
郡山城が攻撃された際、
源九郎狐に祈願。突然
大雨が降り大火を免れた
という「元和の鎮火伝説」。
婦人が3つの綿帽子を
買って代金は源九郎神社へ
来て欲しいと言われたが
神社は心当たりがない。
そこへ境内から綿帽子を
かぶった3匹の小狐が現れた
という「綿帽子狐伝説」。
数々の伝説が残る神社。
地元では「源九郎さん」と
呼ばれ親しまれている。
4月例祭では白狐面を
つけた子供行列が練り歩く。
白狐「源九郎伝説」
奈良の源九郎稲荷神社
|
源九郎稲荷神社(奈良)・拝殿 |
|