馬の守護神
駒形神社(岩手)は
「馬の守護神」を祀っている
ことで知られる。
本社は奥州市水沢区、
里宮は胆沢郡金ケ崎町、
奥宮は駒ヶ岳山頂にある。
陸中一の宮である。
神体は駒ヶ岳(神体山)。
主祭神は駒形大神(天照大御神・
天常立尊・国狭立尊・吾勝尊・
置瀬尊・彦火尊の6柱の総称)。
駒形大神は馬の守護神。
東日本各地に勧請され
「おこま様」と呼ばれる。
また、一帯は軍馬の
産地で馬頭観音、大日如来
との習合も見られる。
477年(雄略天皇21年)、
京都の籠神社から宇賀御魂
大神を勧請し駒ヶ岳山頂に
祀ったのが始まりと伝わる。
1903年(明治36年)、
現在の本社(水沢)を新設
平安時代には、征夷
大将軍坂上田村麻呂、
源頼義・義家、平泉の藤原
4代などにより崇敬される。
江戸時代には、伊達、
南部の両藩主からも崇敬
され里宮が設けられる。
馬の守護神
岩手の駒形神社
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駒形神社(岩手)・本社拝殿 |
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