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太平山信仰


 太平山三吉神社
(秋田)は太平山の麓に
里宮、山頂に奥宮がある。

 太平山は古来より
修験の山・山岳信仰として
「太平山信仰」がある。

 三吉神社・大平山講・
三吉講の総本宮である。

 北海道から福島まで
の北日本に多く祀られる。
「みよしさん」「さんきちさん」
の愛称で親しまれている。

 ブラジル・サンパウロにも
秋田から移民した人たち
により「心のふるさと」として
分霊、祀られている。

 社伝によれば、673年
(白鳳2年)、役小角が
創建したと伝わる。

 801年(延暦20年)、
征夷大将軍・坂上田村
麻呂が戦勝を祈願して
社殿を建立したという。

 秋田藩主・佐竹氏から
社領を寄進。現在の里宮は
8代曙山佐竹義敦の建立。

 「みよし梵天祭」は
先陣を競い梵天を奉納。
「けんか梵天」とも呼ばれる
荒々しい神事で知られる。

 太平山信仰
  北日本からブラジルへも  


 太平山三吉神社・拝殿



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