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松焚祭と裸参り


 大崎八幡宮(宮城)は
坂上田村麻呂が胆沢城の
鎮守として宇佐八幡宮の
分霊を勧請・創建とされる。

 社殿は絢爛豪壮・華麗な
権現造りで国宝である。

 その大崎八幡宮は
松焚祭(まつたきまつり)
と裸参りで知られる。

 松焚祭は神社の境内で
正月飾りを焼き、御神火に
あたり1年の無病息災・
家内安全を祈願する。

 宮城県の神社を中心に
行われる「どんと祭(さい)」
の一つである。

 例年、約10万人の
人出で賑わい、仙台市の
無形民俗文化財である。

 裸参りは白鉢巻、
白さらしを巻き、白足袋の
装束姿で長時間かけて
徒歩で参拝する。

 仙台藩に来た日本酒
醸造の南部杜氏が醸造安全・
吟醸祈願のために参拝した
のが始まりとされる。

 女性は1枚羽織り、また、
南国から来た外国人留学生も
服装の規定は緩いという。

 松焚祭と裸参り
  宮城の大崎八幡宮


 大崎八幡宮(宮城)・社殿



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