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長宗我部元親と蜻蛉造り


 長宗我部元親は土佐国
の戦国大名。戦国時代から
安土桃山にかけて活躍した
長宗我部氏第21代当主。

 若宮八幡宮(高知)は
長宗我部公ゆかりの
神社で知られる。

 1185年(文治元年)、
源頼朝は京都六条の祖父・
源為義邸跡に六條若宮
八幡宮を創建。

 その際、土佐国吾川郡
一円を八幡宮の神領とし
若宮八幡宮を分祀したという。

 1560年(永禄3年)、
元親は初陣に当社の
馬場先に陣を構え勝利。

 以来、元親は合戦
のたびに、当社で戦勝
祈願を行ったといわれる。

 社殿は本殿を尾とし
トンボが飛び立つ「出蜻蛉
(でとんぼ)式に改造。

 トンボは勝ち虫とされ
出陣祈願の社とする。
凱旋報告を行う土佐神社を
入蜻蛉式に改めたという。

 出陣はトンボ飛び立つ
「出蜻蛉」の若宮八幡宮。
凱旋は「入蜻蛉」の土佐神社。

 長宗我部元親と蜻蛉造り
  出陣は出蜻蛉、凱旋は入蜻蛉  


 若宮八幡宮(高知)・社殿



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