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釈迦入滅と第一結集


 釈迦は臨終の際
「私の死後はお前達自身
と私の教え(言葉)だけを
信じて修行せよ」
 
 「自灯明 法灯明」
の遺言で知られる。
他のものには執着するなと。

 釈迦の遺骸は荼毘
(火葬)に付される。

 弟子達は釈迦の教え通り
遺骸には執着せず、全く
見向きもしなかったという。

 その後、遺骸に執着し、
遺骨(仏舎利)を奪い合う
騒動に発展する歴史が待つ。

 その流れのなかに
仏舎利を祀る日本の
三重塔、五重塔がある。

 入滅後、王舎城郊外に
500人の比丘・阿羅漢
(五百羅漢)が集まり
最初の結集が開かれる。

 これが第一結集
(けつじゅう)である。
マガダ国の王・阿闍世王は
結集を支援したという。

 釈迦の教えを皆で
一つひとつ確認しながら
取りまとめる。これが
釈迦の教えの骨格となる。



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